【亜州ビジネス編集部】
不動産コンサルタントのエージェンシー・フォー・リアルエステート・アフェアーズ(AREA)が実施した調査によると、2022年上半期にバンコク都内で地価が最も高かったのは都心のサイアムスクエア周辺で、1タランワー(4平方メートル)当たり350万バーツだった。多くの商業施設にアクセスできる利便性があり、21年下半期と比べて6%上昇した。25日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。
新型コロナウイルスの影響が薄れたことなどが上昇圧力となった。サイアムスクエア以外の地価は
◆チットロム=330万バーツ(上昇率2%)
◆プルンチット=330万バーツ(2%)
◆ナナ=330万バーツ(2%)
◆アソーク駅=290万バーツ(2%)
◆ウィッタユ=288万バーツ(5%)
同社は22年下半期も地価の上昇が続くとみている。サイアムスクエアやチットロム、プルンチットでは8%上昇すると予測した。