【亜州ビジネス編集部】
税関総局によれば、2022年上半期の完成車輸入台数は前年同期比21.4%減の6万3730台で、金額ベースでは14.4%減の16億米ドルだった。業界専門家は、世界的な半導体供給の停滞が輸入の落ち込みにつながったとしている。サイゴンタイムズが12日付で伝えた。
9座席以下の乗用車の輸入は4万9050台で、前年同期を1000台(2.1%)上回った。金額ベースでは9億8500万米ドルだった。トラックの輸入は9000台で、1万台(52.6%)減少。金額ベースでは3億2850万米ドルだった。
輸入元国をみると、タイが2万7425台、5億5300万米ドルで最大。これにインドネシアが2万280台、中国が1万890台で続いた。
上半期の自動車部品輸入額は4億7100万米ドルで、前年同期から12.8%減少。一方、バイク部品の輸入額は10.8%増の7200万米ドルだった。