【亜州ビジネス編集部】
インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、2022年6月の国内新車販売台数は前年同月比8.9%増の7万9168台だった。前年同月を上回るのは2カ月ぶり。前月は大型連休があって営業日が少なく、15カ月ぶりに落ち込んでいた。
6月は乗用車が12.9%増と2桁のプラス。一方、商用車は2.9%減となり、16カ月ぶりに落ち込んだ。ブランド別では首位トヨタが17.3%増の2万7290台で、市場シェアは34.5%。2位のダイハツは9.3%増の1万6925台、3位のホンダは3.1%増の9057台だった。年初に現地工場を稼働させた韓国の現代自動車は1805台だった。
6月の業界全体の生産台数は15.0%増の11万4213台。16カ月連続のプラスで、うち乗用車が17.3%増、商用車が4.6%増だった。
1〜6月は販売台数が前年同期比20.8%増の47万5321台、生産台数が28.0%増の65万8285台。生産台数は新型コロナ流行前の19年1〜6月を10.6%上回った。