【亜州ビジネス編集部】
東急不動産は1日、バンコク近郊の物流施設開発事業2件に参画すると発表した。ホテル開発などで提携する不動産開発会社のオリジン・プロパティーなどと共同で事業を手掛ける。東急不動産にとってアジアでの物流施設開発は初めてとなる。
オリジンと物流会社JWDインフォロジスティクスの合弁事業「アルファプロジェクト」に参画する。サムットプラカン県とパトゥムタニ県で今月中の着工、来年5月の完成・引き渡しを予定。賃貸面積はそれぞれ8万平方メートル、5万6000平方メートルを予定している。共にマルチテナント型の物流施設で、平屋建て倉庫3棟で構成される。
東急不動産はタイで、ホテル開発とオフィスビル開発をオリジンと共同で進めている。