【タイ】中国MG車の22年販売目標、2割引き下げ4万台に

【亜州ビジネス編集部】

中国自動車最大手の上海汽車集団傘下でMG(英スポーツカーブランド)車を販売するMGセールス・タイランドは、2022年の新車販売台数目標を5万台から4万台に引き下げたと明らかにした。半導体不足の影響が続くとみている。13日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。


特に電気自動車(EV)への影響が大きく、3月に投入したスポーツ多目的車(SUV)「MG ZS EV」は受注台数が3000台に達しているものの、納車が80台にとどまっている。ステーションワゴン「MG EP」も4000台以上の納車待ちになっており、両モデルとも予約受け付けを停止している。

EV以外では、Bセグメントセダン「MG5」や、プラグインハイブリッド車(PHV)タイプのSUV「MG HS PHEV」も納車待ちが発生。部品不足で生産に支障が出ている現状を見据え、目標を修正した。

22年上半期の販売台数は前年同期比6%増の1万5315台。モデル別では「MG5」の7044台が最も多く、これにSUV「MG ZS」が4189台、ピックアップトラック「MGエクステンダー」が1621台で続いた。


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