【亜州ビジネス編集部】
中国の電気自動車(EV)メーカー大手、比亜迪汽車(BYD)は、東部ラヨーン県に工場を建設する。投資委員会(BOI)が17日、同社による電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の生産事業を認可した。投資認可額は178億9100万バーツ。2024年の生産開始を予定している。年産能力は「10万台以上」(BOIのドゥアンチャイ長官)とされる。
右ハンドル車の輸出拠点となる工場を設ける。BYDのEVについては、自動車販売・部品生産の地場系サイアム・モーターズ(SM)グループが今月9日、販売会社のレベ・オートモーティブを設立したと発表。総額30億バーツを投資し、5年以内に国内市場で5位以内を目指すと表明していた。
レベはまず年内に販売店を31カ所開設し、輸入車を販売する。来年に1万台の販売を目指す。