【亜州ビジネス編集部】
飲料国内最大手である米系コカ・コーラ・ビバレッジズ・フィリピン(CCBPI)は24日、産業グレードの砂糖の供給不足によって傘下の複数のボトリング工場が操業停止に陥っていると明らかにした。具体的な工場名は明らかにしていない。インクワイアラーが同日報じた。
同社は、供給の混乱とその影響を最小限に抑えるため、あらゆる努力を行っていると説明した。
これに先立つ20日、同社は、業界のフル稼働には45万トンの高品質砂糖の供給が必要と表明している。2022年の業界需要予測230万トンに対し、これまでは最大で40万トンの不足が生じるとみられていた。