【タイ】コーヒー・ベーカリー市場、22年は9百億バーツ規模

【亜州ビジネス編集部】

見本市「コーヒー&ベーカリー・タイランド」を主催するインフォーマ・マーケッツは、2022年の国内のコーヒー・ベーカリー市場が900億バーツ規模に拡大するとの予測を示した。内訳はコーヒーが600億バーツ規模、ベーカリーが300億バーツ規模。起業家の間で店舗開設が人気の事業となっており、成長が持続しているという。11日付プーチャッカーンなどが伝えた。

年間の成長率はコーヒーが3〜5%、ベーカリーが約7%のペースで堅調に推移しているという。ただ、22年は物価高による消費者の購買力低下が成長の足かせになるとみており、注視する必要があると同社はみている。

同見本市は今月21〜24日にバンコク都心のクイーン・シリキット国際会議場で開催。小麦粉製品から調理機器、全自動コーヒーマシンまで100以上のブランドが出展する。同時に「フード&ホスピタリティー・タイランド」と「レストラン&バー・タイランド」も開催される。


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