【亜州ビジネス編集部】
横河電機は16日、東南アジアのIT(情報技術)コンサルティング会社を買収したと発表した。域内でERP(統合基幹業務システム)事業を強化し、需要の高まりに対応する。
域内5カ国の拠点を通じてERPやCRM(顧客管理システム)の導入支援を行うボティバ・シンガポールを買収した。社名をヨコガワ・ボティバ・シンガポールに変更する。横河電機は2019年から東南アジアの製造業向けにERPソリューションを提供しており、ボディバが持つ専門知識と組み合わせることで顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を強化する。
ボティバは07年設立。シンガポールに本社を置き、ベトナムとタイ、インドネシア、マレーシアに子会社を構えている。