【亜州ビジネス編集部】
カンボジア労働職業訓練省は21日、2023年の最低賃金を月額200米ドルとする省令を発表した。1月1日付で適用し、前年の194米ドルから3%引き上げる。クメールタイムズが伝えた。
対象は縫製品・履物・旅行かばん産業だが、他の製造業もこれに倣うのが慣例となっている。今回は政労使の代表で構成する労働諮問委員会が198米ドルで合意した後、フンセン首相が2米ドルの上乗せを決めた。
最低賃金は毎年改定される。
◆18年=170米ドル
◆19年=182米ドル
◆20年=190米ドル
◆21年=192米ドル