【タイ】8月の新車販売62%増、8カ月連続プラス

【亜州ビジネス編集部】

タイ国トヨタ自動車(TMT)の23日発表によると、2022年8月の国内新車販売台数は前年同月比61.7%増の6万8208台だった。前年同月を上回るのは8カ月連続。前年同月に厳しい活動制限の影響で落ち込んでいた反動があり、大幅増となった。


月内に展示・販売会が開催され、新モデル投入や販促活動が活発化したことも販売増の要因となった。TMTは9月も販売拡大が続くと予測。同展示・販売会で予約された車両の納車が進むうえ、経済回復で商用車の伸びに期待できると指摘した。一方、各地で洪水被害が報告されており、消費者が購入を遅らせる可能性があるとしている。

8月の販売は乗用車、商用車とも6割の増加。メーカー別では首位トヨタが88.9%増、2位いすゞが43.7%増となるなど、大手各社が軒並み2桁増だった。

1〜8月の販売台数は19.6%増の55万9537台。乗用車が17.7%増、商用車が20.5%増だった。TMTは7月下旬、22年通期の販売予測を88万台と発表し、従来予測の86万台から上方修正している。


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