【亜州ビジネス編集部】
日揮ホールディングスは26日、三菱商事などが出資する中央スラウェシ州のアンモニア工場でメタンを含む温暖化ガスの排出量測定を行うと発表した。期間は11〜12月。赤外線カメラやドローン、衛星などを活用して排出量を測定し、アンモニア1トン当たりの排出量の算定も行う。
工場を操業するパンチャ・アマラ・ウタマ(PAU)と覚書を交わした。日揮は温暖化ガス算定のガイドライン策定に携わっており、今回の測定で初めて適用。世界的に統一化された手法が確立されていないメタン排出量測定の標準化に貢献する。
パンチャには三菱商事や三菱ガス化学などが出資。工場の年産能力は70万トンに上る。