【タイ】東洋紡とインドラマ、東部のエアバック原糸工場を開所

【亜州ビジネス編集部】

東洋紡は12日、石油化学大手インドラマ・ベンチャーズと合弁で東部ラヨン県に建設したエアバッグ用ナイロン原糸の新工場を開所したと発表した。投資額は25億9600万バーツ。生産体制を強化することでエアバッグの世界的な需要拡大に対応する。年産能力は1万1000トンで、今月に試験生産に着手した。来年半ばの商業生産開始を目指す。


11日に開所式を行った。マプタプット工業団地にあるインドラマの工場敷地内に新設したもので、延べ床面積は2万2833平方メートル。折半出資で2020年に設立した東洋紡インドラマ・アドバンスト・ファイバーズ(TIAF)が工場を操業する。20年の発表によると、生産したエアバッグ原糸は東洋紡が全量を引き取る。

東洋紡とインドラマは14年にドイツのエアバッグ原糸メーカーを共同で買収するなど、以前から協力関係にある。


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