【亜州ビジネス編集部】
財務省財政経済事務局は、2022年の国内総生産(GDP)成長率を前年比3.0〜3.5%と予測した。外国人観光客数の増加が経済成長をけん引すると見込む。17日付プーチャッカーンなどが伝えた。
外国人観光客数は現在、月平均100万人で推移。22年通期では目標とする800万〜1000万人に達する見通し。同局は成長率を押し上げるため、年内に新たな消費刺激策を実施したい考えで、アーコム財務相らと近く協議を予定している。
23年のGDP成長率は4.0%に達すると予測した。外国人観光客数のさらなる回復がプラスに影響すると見込む。