【亜州ビジネス編集部】
ベトナム統計総局は10月29日、2022年10月の小売・サービス業売上高が前年同月比17.1%増の486兆ドン(約2兆8900億円)だったと発表した。
前年同月を上回るのは11カ月連続。22年3月半ばから入国制限が大幅に緩和され、外国人観光客の受け入れが本格的に再開しており、10月には観光業の売り上げが5.2倍に伸びた。
業種別でみると、小売りが9.6%増の379兆ドンで最大。全体の78.0%を占めた。
ホテル・レストランは52.4%増の44兆ドン、観光は424.0%増の3兆ドン、その他サービスは52.5%増の61兆ドンと拡大した。
小売・サービス業売上高は前月比で1.5%増加。小売りは1.2%増、ホテル・レストランは2.1%減、観光は8.6%減、その他サービスは6.3%増だった。
1〜10月の小売・サービス業売上高は4644兆ドンで、前年同期から20.2%増えた。業種別では、小売りが15.0%増の3675兆ドン、ホテル・レストランが51.8%増の467兆ドン、観光が291.6%増の20兆ドン、その他サービスが36.5%増の481兆ドンといずれも拡大した。