【インドネシア】ハウス食品、家庭用カレールウ事業で合弁販社設立

【亜州ビジネス編集部】

ハウス食品グループ本社は8日、家庭用調味料製造・販売のササ・インティと、11月末に合弁会社「ササ・ハウスフーズ・インドネシア」を設立すると発表した。

2023年度よりインドネシア専用に開発する家庭用カレールウを販売し、32年に売上高70億円を目指す。

新会社の資本金は100億ルピア(約9300万円)。出資比率はハウス食品が49%、ササ・インティが51%だ。カレールウの生産はハウス食品のインドネシア子会社が手掛け、合弁会社は販売に特化する。

ハウス食品によると、日本式カレーの認知率はジャカルタ近郊の社会経済階層の上位層で74%、中間層で46%に達する。今後も中間層世帯の増加が見込まれることから、加工食品市場はさらなる拡大が期待できると見込んでいる。


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