【亜州ビジネス編集部】
タイホテル協会(THA)の発表によると、2022年10月の国内ホテル稼働率は49.1%となり、前月(43.9%)から上昇した。
学校の長期休暇や、政府の国内旅行促進策、外国人観光客数の増加などがプラスに影響し、2カ月ぶりに前月を上回った。
タイ中央銀行と共同で国内のホテル101カ所を対象に調査した。
地方ごとの稼働率
中部の56.2%
東部が55.8%
南部が46.4%
東北部が44.6%
北部が40.1%
一方、ホテルの売上高は回復しておらず、10月の売上高が新型コロナウイルス流行前に比べ半分以下に落ち込んでいるホテルは、全体の68%を占めた。
同協会は11月の稼働率を52.0%と予測。年末にかけて観光ハイシーズンとなり、需要が高まると見込んでいる。