【亜州ビジネス編集部】
東京ガスは9日、東部ラヨーン県のマプタプット地区に建設される液化天然ガス(LNG)受入基地の基本設計の更新業務などを受注したと発表した。
同社が基本設計業務を手掛けた案件で、基地運用までを一貫して担えるエンジニアリング力が高く評価されたとしている。
子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)を通じて、同基地を開発するガルフMTP・LNGターミナルから受注した。設計更新業務のほか、EPCC(設計・調達・建設・試運転)入札のコンサルティング業務も手掛ける。
ガルフMTPは、発電大手ガルフ・エナジー・デベロップメントと国営石油PTTの合弁会社。東京ガスはこれまで、PTT子会社のPTT・LNGが保有するLNG受入基地2カ所の基本設計や技術コンサルティングを手掛けた実績がある。