【亜州ビジネス編集部】
ベトナム自動車工業会（VAMA）が11日発表した2022年10月の国内新車販売台数（一部企業除く）は、前年同月比22.7％増の3万6560台だった。
増加は10カ月連続。前月比では9.3％増えた。新型コロナウイルス流行前の19年10月も26.3％上回った。
内訳は乗用車が前年同月比42.1％増の2万8230台（前月比10.2％増）、商用車が15.6％減の8008台（同6.2％増）など。国内生産車は30.7％増の2万51台（16.6％増）、輸入車は14.2％増の1万6509台（1.5％増）だった。
VAMA会員企業の販売台数は16.5％増の3万1629台（前月比10.0％増）。ブランド別ではトヨタが22.7％増の8663台（1.3％減）で最も多く、これに韓国・起亜、米フォードが続いた。
1〜10月は5割増、コロナ前も3割上回る
1〜10月の新車販売台数（一部企業除く）は33万2963台となり、前年同期から52.2％増加した。新型コロナ流行前の19年1〜10月を28.4％上回った。
内訳は、乗用車が前年同期比73.6％増の25万9928台（19年同期比36.8％増）、商用車が6.4％増の6万8498台（同6.3％増）など。
国内生産車は56.1％増の19万9009台（24.1％増）、輸入車は47.3％増の14万2954台（34.7％増）だった。
VAMA加盟企業の販売台数は29万6574台で50.4％増加。VAMA首位のトヨタは61.3％増の7万2813台で、これに起亜と三菱自動車が続いた。
