【亜州ビジネス編集部】
豊田通商は14日、カンボジアでトヨタ車を組立生産すると発表した。3680万米ドルを投じてプノンペンに工場を建設。ピックアップトラック「ハイラックス」とスポーツ多目的車(SUV)「フォーチュナー」を現地向けに生産する。
事業会社の豊田通商マニュファクチャリング(カンボジア)(TTMC)を8月に設立し、9月にカンボジア開発評議会(CDC)から投資認可を得た。TTMCは資本金2100米ドル。豊田通商が90%、現地でヤマハのバイク販売などを手掛けるクンヌン・グループが10%を出資している。工場の建設地はプノンペンのロイヤルグループ・プノンペン経済特区(SEZ)内で、開発評議会によると150人の雇用創出が見込まれる。