【インドネシア】来年からEV購入補助金、電気バス普及促進も

【亜州ビジネス編集部】

政府は電気自動車(EV)の普及促進に向け、購入補助金などの優遇措置を来年から導入する計画だ。

EVの普及拡大に向けた措置で、ブディ・カルヤ・スマディ運輸相が21日、明らかにした。ジャカルタグローブなどが伝えた。

補助金以外にもEVへの優遇を拡充する方針。ジャカルタで施行している、ナンバープレートの末尾が奇数か偶数かにより規制エリアへの乗り入れを日によって制限する交通規制についても、EVは対象外とする。また、EVの駐車料金の引き下げも検討する。

電気バスの導入促進も進める。今月バリ島で開催された主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で使用した電気バスを、早ければ12月中に、東ジャワ州スラバヤと西ジャワ州バンドンで、路線バスとして試験運行する。補助金で運賃を抑え、普及拡大を図る狙い。車両は国営鉄道車両バスメーカーのインダストリ・クレタ・アピ(インカ)が製造した。


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