【亜州ビジネス編集部】
タイ証券取引所（SET）は28日、SETと2部市場（MAI）に上場する企業の2022年1〜9月の売上高合計が前年同期比41.1％増の13兆1719億8200万バーツだったと発表した。合計の営業利益は25.6％増の1兆4895億5000万バーツ、純利益は14.2％増の8253億4400万バーツ。新型コロナウイルス対策の活動制限の緩和などが増収増益に寄与した。
不動産投資信託（REIT）などを除く上場798社のうち、780社が同期の決算書を提出済み。最終黒字を計上した企業は全体の76.1％を占めた。業種別では、食品・飲料や銀行、商業、ヘルスケアなどが好調だった。
MAIに上場する企業の合計は、売上高が23.8％増の1535億8200万バーツ、営業利益が4.0％増の81億3600万バーツ、純利益が1.0％増の65億7200万バーツだった。
