【亜州ビジネス編集部】
デジタル・トランスフォーメーション(DX)サービスを提供するSansan(本社:東京都渋谷区)は25日、23年の早い時期をめどにセブ島にグローバル開発センターを設立すると発表した。
営業DXサービス「Sansan」やインボイス管理サービス「Bill One」などの製品の海外市場向けの機能開発を強化し、東南アジアを中心とした展開を加速させる。
グローバル開発センターでは、各製品の言語対応の強化や、各国の法令や制度、商習慣、業務フローなどに沿った独自の機能開発を推進。
各地の顧客ニーズにより細かく対応する。セブ島はIT教育が盛んで、優秀なエンジニアが多く集まることから進出を決めた。今後、エンジニアの現地採用を強化し、高水準の開発環境を整備する方針だ。
同社はこれまで東南アジア各国に対し、シンガポール子会社Sansan Globalを通じてサービスを提供してきた。