【亜州ビジネス編集部】
政府は11月29日の閣議で、空港事業のタイ空港公社(AOT)によるバンコクのドンムアン空港の第3期開発計画を承認した。事業費は368億2950万バーツ。
今後の旅客数回復を見込んで旅客処理能力を現行の年間3000万人から4000万人に引き上げる。2024年に着工し、29年の完工を目指す。同日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。
既存の第1〜2旅客ターミナルの改修や、新たな第3旅客ターミナルの建設などを計画。第3旅客ターミナルは27年の完成を見込む。
同空港の旅客数は、新型コロナウイルス流行前の18年と19年に4000万人を突破。20年は2225万人、21年は717万人と落ち込んだものの、今後は回復が期待される。