【亜州ビジネス編集部】
自動車展示販売会「第39回タイランド・インターナショナル・モーターエキスポ」が1日、バンコク北郊ノンタブリ県の展示会場「インパクト」で開幕した。10カ国の自動車35ブランドや、8カ国のバイク17ブランドなどが出展。3日までの自動車の販売台数は5441台に達した。主催のインターメディア・コンサルタンツ(IMC)は、自動車の販売目標を前年開催の第38回に比べ20%多い3万7000台としている。プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。
3日時点でメーカー別の自動車販売台数は、トヨタが1195台で首位。これにホンダが598台、いすゞが453台、比亜迪汽車(BYD)が375台で続いた。バイクの販売台数は1136台だった。
今回の開催では中国メーカーの電気自動車(EV)が注目を集めており、下記などが出展されている。
◆BYDが先月発売した「ATTO3」(中国名「元Plus=ユアンプラス」)
◆上海汽車の「MG4」
◆ナタ汽車(NETA)の「ナタV」
◆長城汽車(GWM)の「欧拉(オーラ)グランドキャット」
◆北京宏瑞汽車科技の「ボルト・シティーEV」(中国名「小虎」)
EVではこのほか、トヨタの「bZ4X」、独メルセデス・ベンツの「EQS500 4マチックAMGプレミアム」なども披露される。また、ホンダはコンセプトカーの「SUV e:プロトタイプ」を展示している。
会期は12月12日まで。前回は115万人が来場し、販売台数は自動車が3万1583台、バイクが3253台だった。