【亜州ビジネス編集部】
米経済誌フォーブスは、ベトナムの1人当たり国内総生産(GDP)が2021年に3694.02米ドルとなり、前年比で4.76%上昇して、世界で最も高い伸びを記録した国の一つだったとの分析結果を発表した。
19年の6.13%に比べると伸び率が下がったものの、新型コロナウイルス流行により多くの国で経済が停滞する中、ベトナムは高い伸びを示したとフォーブスは指摘。06年(784.37米ドル)に比べると4.7倍に増えたとした。
なお1人当たりGDPを米ドル建てで求めるにあたり、フォーブスは毎年為替レートを変動させて算出。
一方、世界銀行が15年の為替レートを基準に算出した結果、ベトナムの21年の1人当たりGDPは3373.08米ドルとなり、前年から1.72%上昇したとしている。