【亜州ビジネス編集部】
三菱UFJ銀行は26日、インドネシアで後払い決済事業を手掛けるアクラクに2億米ドルを出資すると発表した。アクラクは銀行を利用できない低所得層などにサービスを提供している。三菱UFJ銀は出資を通じて、拡大する金融ニーズを多角的に取り込む狙い。
このほど出資関連契約を締結した。アクラクは2014年設立。顧客の購買行動に関するデータに基づいて審査する後払い決済サービスをインターネット通販の加盟店で提供している。
三菱UFJ銀はインドネシアで傘下に商銀大手バンクダナモンを持つ。同行のデジタル化も推進するなど、アジアの様々な金融ニーズに対して幅広くアプローチできる体制の整備を推進する。