【亜州ビジネス編集部】
トヨタ車生産販売のUMWトヨタ・モーターは6日、トヨタ車とレクサス車の2022年の販売台数が10万1035台となり、前年から40%増加したと発表した。外国ブランドでは市場シェアトップを維持した。
モデル別では、Cセグメントのスポーツ多目的車(SUV)「カローラクロス」が1万7208台と好調。1トンピックアップ「ハイラックス」は2万7198台で部門首位だった。SUV「フォーチュナー」は3432台、ワンボックス「ハイエース」は390台だった。
同社のラビンドラン社長は、半導体不足など自動車業界では国内外で多くの課題があったが、提携先企業の協力などもあってこれを克服できたと説明。現地組み立てのハイブリッド車(HV)「カローラクロス・ハイブリッド」を発売するなど、低炭素社会への貢献に向けて大きな一歩を踏み出したとしている。同社は今年下半期にもさらにHVを1モデル投入するとしている。