【タイ】22年のマツダ車販売1割減、23年は3.5万台目標

【亜州ビジネス編集部】

マツダセールス(タイランド)は11日、2022年の新車販売台数が前年比10.6%減の3万1638台だったと発表した。

半導体不足などの逆風が吹く中、主力の乗用車「マツダ2」などの販売が減少。年初に目標とした4万台に届かなかった。23年は新モデル投入などで1割増の3万5000台を目指す。

22年の販売は、乗用車が1万7810台で市場シェア3位。スポーツ多目的車(SUV)は1万2322台で4位だった。

モデル別では

◆乗用車「マツダ2」が1万6249台(8.8%減)

◆同「マツダ3」=1553台(21.6%減)

◆SUV「CX-30」=6092台(18.7%減)

◆同「CX-3」=4249台(10.4%減)

◆同「CX-8」=1157台(10.1%増)

◆同「CX-5」=824台(11.4%減)

◆ピックアップトラック「BT-50」=1506台(10.5%増)

◆スポーツ車「MX-5」=8台(100.0%増)

23年の国内新車市場については、前年から横ばいの85万〜87万台を見込む。外国人観光客の回復や農業部門の成長などが販売を後押しする一方、物価上昇による購買力の低下などが懸念されるとしている。


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