【亜州ビジネス編集部】
丸紅は13日、東南アジアでの商用電気自動車(EV)管理事業でシンガポールの公共交通運営大手SMRTコーポレーションと提携すると発表した。
企業のEV調達や保守整備などを請け負うほか、公共交通の配車や、商用EVによる次世代移動サービス「MaaS(マース)」なども展開。商用EVの普及拡大を後押しする。
SMRT傘下のSMRTロード・ホールディングスと覚書を交わした。車両の調達や保守整備などの管理業務を企業に提供する「フリートマネジメント」などの事業を手掛ける。
SMRTロードは、EV向けファイナンスから充電サービス、フリートマネジメント、中古車の買い取り・販売まで、EVのライフサイクル全体にわたるサービスを総合的に提供している。
一方、丸紅はこれまで東南アジアで自動車販売金融事業や自動車保守整備事業を手掛けてきた。