【亜州ビジネス編集部】
スズキは17日、インドネシアでの四輪車の生産台数が累計300万台を達成したと発表した。生産開始から46年9カ月での達成となる。現地子会社のスズキ・インドモービル・モーターが16日に記念式典を開催した。
300万台目は小型乗用車「エルティガ・ハイブリッド」で、先月6日に首都東郊のチカラン工場で生産した。SIMは近隣のタンブン工場でも四輪車を生産しており、2021年度の合計生産台数は13万4000台。
チカランでエルティガとクロスオーバー「XL7」、タンブンでは小型トラック「キャリイ」と多目的車(MPV)「APV」、バイクを生産している。
SIMにはスズキが94.9%を出資。従業員数は4000人に上る。70年にタンブンでのバイク生産から始め、四輪車生産は東ジャカルタのプロガドゥン工場で1976年3月に開始した。プロガドゥンには現在、本社を置いている。