【ベトナム】22年のSUV販売、トヨタ「カローラ・クロス」独走

【亜州ビジネス編集部】

2022年の国内スポーツ多目的車(SUV)市場で、トヨタ「カローラ・クロス」が販売台数トップとなり、2位のマツダ「CX-5」に2倍近い差を付けた。

2〜5位は僅差で、CX-5に韓国勢が続く格好となっている。VNエクスプレスが19日付で伝えた。

カローラ・クロスの販売は2万1473台で、トヨタ車の中では小型セダン「ヴィオス」(2万3529台)に次ぐ多さだった。

CX-5は1万2700台。マツダ車の中では唯一、1万台を超えた。3〜5位は韓国勢で、3位に起亜自動車「セルトス」(1万2398台)、4位に現代自動車「クレタ」(1万2096台)、5位に現代自「サンタフェ」(1万603台)が入った。

上位5モデルの中では、カローラ・クロスのみがエンジン車とハイブリッド車(HV)の両方をそろえている。

なおベトナム自動車工業会(VAMA)によると、22年の国内新車販売台数(一部企業除く)は前年比33.0%増の40万4635台。ブランド別ではトヨタが34.9%減の9万1115台で最も多く、これに現代自、起亜、三菱自動車、マツダが続いた。


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