【亜州ビジネス編集部】
東南アジア最大の中古車向け電子商取引(EC)サイトを運営するカーサムは24日、2022年に同社のサイトを通じてタイで取り扱われた中古車のデータ集計結果を発表し、色は「白」、車種は「セダン」が最も人気だったことを明らかにした。白はサイトで販売された車両の36%を占めた。夜間でも目立つため安全性が高いほか、太陽熱の吸収が少なく高温になりにくいことなどが人気の理由という。
色別の2位は灰色の25%で、これに黒が19%、銀が11%、赤が9%で続いた。一方、サイトで買い取られた車両の色は、白が36%で販売車両と同率だったものの、灰色が34%と割合が高く、これに黒が19%、赤が6%、茶色が5%で続いた。
また、販売車両は車種別でセダンの40%が最も多く、ハッチバックが28%、スポーツ多目的車(SUV)が15%、ピックアップトラックが12%、ミニバンが5%で続いた。モデル別ではホンダ「シティ」や「シビック」、「マツダ2」、トヨタ「ヤリス」の人気が高かった。
販売された車両の使用年数は3〜5年が52%で大半を占め、3年未満が20%、6〜8年が19%などと続いた。