【タイ】23年のバイク生産4%増予測=工業連盟

【亜州ビジネス編集部】

タイ工業連盟(FTI)は、2023年の国内バイク生産台数(完成車=CBUのみ)を前年比4.2%増の210万台と予測した。世界的な経済減速が足かせになる一方、半導体不足の改善や、中国人をはじめとする外国人観光客の回復が追い風になると見込む。1月30日付バンコクポストなどが伝えた。

生産台数はCBUのみの数字で、輸出向けの完全組み立て部品(CKD)を含まない。FTIは国内向け生産が175万台となり、全体の83%を占めると予測。輸出向けは35万台とみている。

22年の生産台数は13.2%増の201万5940台だった。国内販売台数は11.6%増の179万2016台。一方、CKDを含めた生産台数は13.7%増の262万6778台で、輸出台数(CBUとCKDの合計)は7.1%増の103万4840台だった。


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