【亜州ビジネス編集部】
三菱HCキャピタルは1日、オートリース世界大手の仏ALDと合弁で、オートリースやフリートマネジメント(車両管理)事業の新会社をバンコクに設立すると発表した。
両社は共同で東南アジアでのモビリティー事業の基盤づくりを進めており、合弁設立はマレーシアに次ぐ2カ国目となる。三菱HCキャピタルがタイで展開するオートリース事業を新会社に移管し、ALDが持つノウハウや知見を加えて事業拡大を図る。
来月にも合弁会社のALD MHCモビリティーサービシズ(タイランド)を設立。現地法人のバンコック三菱HCキャピタルのオートリース事業を移管する。マルチブランドのオートリースに加え、付加価値の高いモビリティーサービスを提供するとしている。
バンコック三菱HCキャピタルはオートリースのほか、生産設備や事務機器のリース、割賦販売なども手掛ける。商業銀行最大手のバンコク銀行との合弁会社で、三菱HCキャピタルは49%出資している。