【亜州ビジネス編集部】
東急不動産は10日、東部チョンブリー県の物流施設開発事業に参画すると発表した。ホテル開発などで提携する不動産開発会社のオリジン・プロパティーなどと共同で事業を手掛ける。東急不動産にとってタイでの物流施設開発は3件目となる。
オリジンと物流会社JWDインフォロジスティクスの合弁による「アルファ・レムチャバン」事業に参画する。国内最大のレムチャバン港に近接する敷地9万平方メートルを利用。平屋建て倉庫6棟のマルチ型物流施設を開発し、製造業などの利用を見込む。賃貸面積は4万9000平方メートルを予定。今月中の着工、来年10月の完成・引き渡しを見込む。
東急不動産は昨年にオリジンとJWDの事業2件に参画し、タイの物流施設開発に参入した。2件ともバンコク首都圏の事業で、今年半ばにも完成する。