【亜州ビジネス編集部】
産業省は、2023年の国内自動車生産台数の目標を160万台に設定したことを明らかにした。過去最多だった22年の147万146台を8.8%上回る水準。世界経済の先行き不透明感が強まっているものの、目標達成に向けて政府は輸出を後押しするとしている。アンタラ通信が伝えた。
完成車の輸出台数は50万台を超えると見込む。インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)の資料によると、22年は生産台数が前年比31.0%増の147万146台、輸出台数が60.7%増の47万3602台だった。
同省は30年に生産台数を200万台超に引き上げる目標を掲げている。