【亜州ビジネス編集部】
カシコン銀行傘下の総合研究所カシコン・リサーチ・センター(KRC)は、2023年の国内の電気自動車(EV)販売台数が5万台に達するとの予測を発表した。
政府のEV振興策や充電所の設置拡大などがプラスに影響し、前年比で3.7倍に増加する見通し。うち中国メーカーのシェアが85%に拡大するとみている。
半導体不足の改善や、中国のEV購入補助金終了による輸出拡大なども追い風になると見込む。また、中国メーカーに加え、日本や韓国などのメーカーが新モデルの投入に意欲を示していることで、EVの販売競争が激化するとみている。
22年の国内EV販売台数は1万3454台。中国メーカーがシェア78%を占めた。