【亜州ビジネス編集部】
プラスチックメーカーの天馬(本社:東京都北区)は、ジャカルタ東郊の金型メーカーを買収すると発表した。金型生産の技術・ノウハウや、人材育成能力をグループ内に取り込み、プラスチック成形加工メーカーとしての競争力を高める。
韓国系ヒョクジン・インドネシア(HJI)を完全子会社化する。取得額は非公表。今月末にも親会社のヒョクジンなどから全株式を取得する。
HJIは2001年設立で、資本金76億8000万ルピア(約6800万円)。自動車や電子機器などの産業に金型を供給し、インドネシア国内外で高い評価を得ているという。天馬はこれまで金型の生産を委託してきた。