【亜州ビジネス編集部】
工作機械メーカーのシチズンマシナリーは8日、中部アユタヤ県に建設した新工場棟が完成し、同日に開所式を行ったと発表した。月産能力を5割増の350台に増強して安定供給体制を構築する。
2001年の設立後で6回目の増床工事となった。昨年11月に新棟が完成し、その後、工場全体をより効率的なレイアウトに変更。先月に生産を開始した。増床面積は4275平方メートルで、総延べ床面積は2万7488平方メートルに拡大した。
現地法人のシチズンマシナリーアジアが工場を操業する。昨年にはNC(数値制御)自動旋盤の累計出荷台数が2万台を達成。また、新たに建設したショールームを開設し、販売サービス機能も強化している。