【亜州ビジネス編集部】
国家エネルギー政策委員会(NEPC、委員長:プラユット暫定首相)は9日の会議で、固定価格買い取り制度(FIT)で再生可能エネルギー電力を買い取る量を増やすことを決めた。2021〜30年の期間に太陽光発電を中心として計3668.5メガワット(MW)を追加で買い取る。同日付各紙が伝えた。
太陽光発電による電力の購入は2632MW追加し、計5000MWに増やす。風力発電は1000MW追加で2500MWに拡大。ほか、産業廃棄物発電は30MW、バイオガス発電は6.5MWを追加する。
当初の計画では期間中のFIT電力購入量を5203MWとしていた。既に入札が行われ、一部を除き業者が確定している。