【タイ】玩具協会、23年の輸出額10%増予測

【亜州ビジネス編集部】

タイ玩具・子供用品貿易協会は、2023年のタイの玩具輸出額が前年比10%増の100億バーツに拡大するとの予測を示した。中国の新型コロナウイルス対策の都市封鎖(ロックダウン)や品質問題を背景に、タイの主要輸出先である米国でタイから輸入する傾向が強まっているという。14日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

タイは木製玩具の主要な生産国で、米国のほか欧州や中国などに輸出している。現在は世界的に知育玩具が人気で、子育て費用に占める玩具の割合が上昇傾向にある。親の関心が高いことで、玩具市場は経済状況に左右されず、堅調な成長が続くと同協会は見込んでいる。

一方、イベント企画・運営のエキスポリンク・グローバル・ネットワークは、ベビー用品などの国際見本市「キンド+ユーゲント・アセアン2023」を4月5〜8日に開催する。会場はバンコク東部の展示会場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」。世界の玩具メーカーなど200ブランドが出展し、来場者数は3000人、会期中の売上高は10億バーツを見込む。


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