【亜州ビジネス編集部】
エネルギー規制委員会(ERC)は24日、2023年5〜8月の電気料金を1ユニット(キロワット時)当たり平均4.70バーツに引き下げることを決めた。先月に4.77バーツとすることを決めていたが、物価への影響を考慮して0.07バーツ引き下げる。同日付ポストトゥデーなどが伝えた。
同委員会は4カ月ごとに料金を見直している。通常は一律の料金を適用しているが、1〜4月期については物価対策として家庭用を低く、4.72バーツに設定していた。同期の事業者用の電気料金は5.33バーツで、過去最高だった。
今回の決定により、家庭用は前期比で0.02バーツの値下がり、事業者用は0.63バーツの値下がりとなる。先月の決定では、事業者用が0.56バーツ値下がりする一方、家庭用が0.05バーツ値上がりすることになっていた。