【亜州ビジネス編集部】
フィリピン経済区公社(PEZA)は25日、マルコス大統領が新たな経済特区2カ所の設立を承認したと発表した。
西ネグロス州バコロド市と首都圏近郊のバタンガス州マルバー市に立地し、合計で16億4000万ペソ(約39億4000万円)の投資誘致を見込む。
バコロド市の経済特区は情報技術(IT)企業向けの「ロビンソンズ・サイバーパーク・バコロド」で、投資誘致額は7億7735万ペソの見通し。マルバー市ではリマ工業団地の拡張部分が経済特区となり、8億6422万ペソの誘致が見込まれる。
両経済特区とも今月半ばに承認された。さらに20カ所の経済特区が承認待ちとなっており、内訳はIT向けが11カ所、製造が8カ所、農産物加工が1カ所。PEZAは年30カ所の経済特区設立を目指している。