【亜州ビジネス編集部】
自動車・二輪車部品の武蔵精密工業(ムサシ、本社:愛知県豊橋市、大塚浩史社長)は17日、電気自動車(EV)スタートアップのソンハー・グループ(本社:ハノイ市)と、ムサシ製EV駆動ユニットを搭載した二輪EVの開発を目指すことで覚書を締結したと発表した。
ムサシによると、ソンハーは2020年よりベトナム国内で「EVGO」のブランド名で独自モデルの二輪EVを開発、製造、販売している。両社共同でムサシのEV駆動ユニットを搭載した二輪EVの開発を進めることによって、ベトナム市場への新たな電動化ソリューションの提供を目指す。
ムサシは二輪車向けのトランスミッションアセンブリー市場で、世界シェア30%の首位に立っている。