【タイ】中部電力と地方電力公団、脱炭素分野の新規事業で協力

【亜州ビジネス編集部】

中部電力は19日、配電事業の地方電力公団(PEA)との間で、脱炭素分野での新規事業展開に向けた協力協定を交わしたと発表した。以前から電力技術分野で協力しており、対象分野を広げる。タイのエネルギー事情を考慮しつつ、再生可能エネルギー電源を活用したマイクログリッド(小規模電力網)事業などを検討する。

電力需給の安定化に電気自動車(EV)を活用する事業や、タイでの次世代スマートメーター導入事業、スマートメーターのデータを活用した事業なども検討。ゼロエミッション(排出ゼロ)社会の実現に貢献する。

両社は2019年に電力技術分野の協力協定を締結。配電系統運用の高度化やマイクログリッド運用などに関する技術協力を進めてきた。


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