【インドネシア】EV展示会、5日間で27億円成約

【亜州ビジネス編集部】

ジャカルタで17〜21日に電気自動車(EV)展示・販売会「ペリクリンド・エレクトリックビークル・ショー(PEVS)2023」が開催され、5日間で計2890億ルピア(約27億円)の成約があった。インドネシア電気自動車工業会(ペリクリンド)が主催し、EVや電気バス、電動トラックなどの81ブランドが出展。来場者数は3万700人に達した。テックディープが22日付で伝えた。

ペリクリンドのモエルドコ会長は、単に車両の展示・販売を行うだけでなく、ガソリン車との違いやEV政策を理解してもらうためのイベントとなり、来場者から高評価が得られたと説明。来年はさらに規模を拡大して開催すると意気込みを述べた。

なお政府はEV普及を後押しする方針で、今年4〜12月には、国産化率の要件を満たすEVと電気バスについて、購入時に課す付加価値税(VAT)の税率を通常の11%から最大1%に引き下げている。また電動バイクへの補助金も3月に開始している。


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