【亜州ビジネス編集部】
タイ工業団地公団(IEAT)のウィリット総裁は、韓国の5社が電気自動車(EV)事業や新たな工業団地の造成への投資に意欲を示していることを明らかにした。韓国で投資説明会を開催し、企業幹部らと会談した。投資額は総額70億バーツを見込む。26日付バンコクポストなどが伝えた。
うち4社はEVや自動車用電子部品、医療機器などに関心を示しており、計20億バーツを投資する見通し。もう1社はIEATと工業団地を合弁開発したい考えで、50億バーツの投資を見込む。大半の企業が東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」での投資を希望しているという。
投資説明会は5月15〜18日に開催した。IEATとタイ投資委員会(BOI)が韓国を訪問し、40社の幹部らに投資環境などを説明。韓国EV産業協会の会長も出席した。