【タイ】食品見本市が盛況、成約額81%増の1200億バーツ

【亜州ビジネス編集部】

チュリン副首相兼商務相は、5月23〜27日に開催された食品見本市「THAIFEX-ANUGA ASIA 2023」の成約額が1200億バーツだったと発表した。前回開催を81%上回る盛況ぶりだった。国内外からの来場者数は58%増の13万1039人。同相は2023年のタイの食品輸出額を前年比10%増の1兆5000億バーツに拡大させる上で、同見本市が重要な役割を果たしたとの見方を示した。

展示面積は13万平方メートル。45カ国・地域の3034社が出展し、うち1925社が外国企業だった。商談件数は53%増の7万8764件で、うち外国人が2.5倍の1万6429件。国・地域別では中国が21.2倍、マレーシアが2.3倍、韓国が2.1倍、ベトナムが1.8倍、シンガポールが1.6倍などだった。

会場はバンコク北郊ノンタブリ県の展示会場「インパクト」。次回は来年5月28日〜6月1日の開催が予定されている。


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