【タイ】上場企業の業績、1Qは5%増収・6%減益

【亜州ビジネス編集部】

タイ証券取引所(SET)は、SETと2部市場(MAI)に上場する企業の2023年第1四半期の売上高合計が前年同期比4.6%増の4兆2008億9100万バーツだったと発表した。合計の営業利益は17.3%減の4102億4600万バーツ、純利益は6.2%減の2611億1600万バーツ。新型コロナウイルス対策の活動制限の緩和や外国人観光客の増加などが増収に寄与する一方、生産コストの上昇で減益を強いられた。

不動産投資信託(REIT)などを除く上場790社のうち、786社が同期の決算書を提出済み。最終黒字を計上した企業は全体の74.7%を占めた。業種別では、運輸・物流や観光・レジャーなどが好調だった。

MAIに上場する企業の合計は、売上高が4.6%増の523億3400万バーツ、営業利益が10.3%増の32億9300万バーツ、純利益が32.4%減の21億5300万バーツだった。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る